『Black』 作詞・作曲:武下詩菜


 今日もひとつと言わず

 何度もついた 溜息で濁った空気

 いつしかマニュアル化した相槌で

 リズム刻むのはBlackな私

 

 土砂降りの雨よ

 ずぶ濡れにして、何もかも壊して

 何もかも流して、もう、独りにして

 

 澄まし顔の青よ。

 嘘つきなくせして、キレイナな顔して騙して

 仮面を剥げば、中指立ててるんだろ?

 

 付かず離れず。

 誰のことも信じちゃいないさ

 一番可愛いのは自分なんだろ?

 どうせ。

 

 今日もひとつと言わず

 何度もついた溜息で濁った空気

 いつしかマニュアル化した相槌で

 リズム刻むのはBlackな私

 

 へぇーそうなんだ。へぇーそうなんだね。

 あーなんか楽しそうだねって

 心のこもらない愛想笑いに疲れたの私

 

 今日もひとつと言わず

 何度もついた溜息で濁った空気

 いつしかマニュアル化した相槌で

 リズム刻むのはBlackな

 

 誰かは誰かのきらびやかな時計を

 欲しがって、羨ましがって求めて、盗む

 いつしかマニュアル化した生き方で

 リズム刻むのはBlackな私

 

 Blackな私