『明日世界が終わるなら』 作詞・作曲 : 武下詩菜


 明日世界が終わるなら

 明日世界が終わるなら私は

 

 昨日も今日も変わらない  いつも通り過ごすだけ

 重たい瞼  ゆっくり開けるのさ

 「普通が一番幸せだ」 誰かがつぶやいてた

 同じことの繰り返しで  退屈なのは君だろ?

 

 ほんの一瞬の仕草ひとつで

 終わったはずの未来は救えた

 分かってたのに

 

 明日世界が終わるなら今すぐ

 電話を取るか走り出して叫ぶ

 「君は一人じゃないよ」

 このまま時間が止まるなら見つめておきたい

 誰かの心動かす  君の笑顔

 

 流れる雲と競争  特に意味のない勝敗

 重たい足取りも軽くなるのさ

 「平凡が不満なんじゃない」 誰かは気づいてた

 何も変えれない自分に嫌になってたんだろ?

 

 ほんの小さな言葉ひとつで

 無邪気すぎた笑顔も

 明日につながってたのに

 

 “叶わない夢だ”なんて思いたくなくて

 逃げるように目を閉じて眠る

 暗闇を照らす月みたいに

 君にとってそんな人になりたい

 

 

 明日世界が終わるなら素直に

 拒むことも阻むものもないから

 君に会いにいくだろう

 このまま時間が止まるなら見つめておきたい

 遥か彼方消えてく  君の姿

 

 明日世界が終わるなら伝えておきたい

 

 君のことがずっと  好きだった